不安障害でも大丈夫

不安障害(パニック障害、強迫性障害)を抱えながら、5歳と3歳の子育てをしているシングルマザー、

強迫性障害とは⑦アナフラニール

重度の強迫性障害と診断され、精神科に通院するようになった私。

 

まずは薬物療法での治療を開始し、強迫性障害に効くというアナフラニールという抗うつ薬を飲みはじめました。

 

アナフラニールは、一般名をクロミプラミン塩酸塩といい、抗うつ薬の中でも第一世代といわれる三環系の古い薬です。

 

古い薬ということで副作用が強く合わない人も多いですが、合えばとても強迫性障害に効きます。

 

効果が出始めるのに少し時間がかかり、1ヶ月ほどかかると言われています。

実際に私も処方され飲みはじめてから、2〜3週間は副作用だけで強迫性障害に効いているという実感はありませんでした。

 

副作用が強いので少量から徐々に増やしていく必要があり、飲み始めの副作用の強さから飲み続けることを断念するケースも多いようです。

 

主な副作用に喉の渇き、眠気、トイレが遠くなるなどがあります。

 

私の場合も飲み始めてから猛烈に喉が渇き、トイレの回数が減り、驚きました。

眠気もひどく、一日中ぼーっとした感じで身体が怠かったです。

 

でもなかなか強迫性障害には効果がなく、何のために飲んでいるのだろう…と、治療に疑問を感じたりもしました。

ただ1ヶ月ほど飲み始めた頃から、なんとなく強迫観念が薄れてきたような感覚があり、これがアナフラニールの効果?と半信半疑ながら服薬を続けました。