嘔吐恐怖症でも、つわりを乗り越えた
妊娠と聞くと、まずつわりを思い浮かべる人も多いと思います。
私もその一人です。
小学生の時にストレスが原因で給食が食べられなくなって、会食恐怖症や嘔吐恐怖症になりました。
良くなったり悪くなったりを繰り返してはいますが、現在は十代の頃より少し良くなっています。
十代の頃は会食恐怖症よりも嘔吐恐怖症の症状が強く、自分が吐いてしまうことだけではなく、気持ち悪そうにしている人を見たり、嘔吐を連想するような事を見たり聞いたりするだけでダメでした。
そんな自分がつわりを乗り越えて子供を産むだなんて、全く想像していなかったんです。
だから、嘔吐恐怖症でも、つわりを乗り越えることはできる!!
私はそう思います。
実際に私は二人の子供を出産していますが、どちらも点滴を打つほど、つわりの症状は酷かったです。
特に次男の時は脱水してしまい意識が遠のいていくのがわかるほどで、何度も倒れそうになりました。苦笑
家族に車で病院に連れて行ってもらって、点滴を打ってなんとかしのぎました。
四六時中、起きている時は吐き気を我慢しながらの生活で、正直泣きわめきたいほど、追い込まれたこともあります。
でも実際に出産して子供と出会って、そんなつわりを乗り越えてでも産んでよかった!!
本当にそう思うんですよね。
嘔吐恐怖症の予期不安には、とにかくエチケット袋やマスクなど準備を万端にすることで、いざという時はなんとかなる、そう自分に言い聞かせました。
症状のひどくなる電車には極力乗らず、乗るとしてもすぐに降りられるドアの前に立つ。
これだけでも随分違いました。
あとは長男を連れている時は極力、他の家族と一緒に出かけるようにしました。
もし急にトイレに行ったりする場合に置き去りには出来ないので…。
嘔吐への不安は消えることはありませんでしたが、いざという時の準備を整えることで予期不安は減らせます。