不安障害でも大丈夫

不安障害(パニック障害、強迫性障害)を抱えながら、5歳と3歳の子育てをしているシングルマザー、

2018-01-01から1年間の記事一覧

嘔吐恐怖症でも、つわりを乗り越えた

妊娠と聞くと、まずつわりを思い浮かべる人も多いと思います。 私もその一人です。 小学生の時にストレスが原因で給食が食べられなくなって、会食恐怖症や嘔吐恐怖症になりました。 良くなったり悪くなったりを繰り返してはいますが、現在は十代の頃より少し…

会食恐怖症〜人前でご飯を食べられない

私はパニック障害や強迫性障害など、いくつかの不安障害を抱えながら日々過ごしています。 調子が悪い時は、ショッピングに出掛けたり、友人と食事をしたり、当たり前のことがなかなかうまく出来ません。 特に会食恐怖症というべきでしょうか、人と外食が出…

子供を連れての外出が怖い

長男が1歳になった頃、パニック障害が再発しました。 はじめは近所の買い物中になんだか目眩がする程度から始まり、これがパニック障害の前触れだとは思いませんでした。 ちょっと疲れていたこと、長男が1歳になって少し気が緩んだこと。 そういったことがき…

やめられないルーティンは強迫性障害かも

もともと几帳面な性格ではあるのですが、強迫性障害になってからは、几帳面という言葉では言えないほど、些細なことまで自分のこだわりがありました。 たとえば、リモコンはここにこの向き、カップはここにティッシュを1枚敷いて置く、鞄の中身は全て番号順…

精神科へ通院してるって言いづらい

10代の頃、強迫性障害やパニック障害などの不安障害を発症したとき、初めて心療内科や精神科に行きました。 当時は家族や親しい友人などの支えや理解があり、なんとか乗り越えることができました。 ただ不登校だったので、同級生などに打ち明ける機会はあり…

強迫性障害体験談〜不潔恐怖

強迫性障害には色々な強迫観念がありますが、そのなかでも不潔恐怖というものがあります。 私自身も一番辛かった症状で、不潔恐怖の強迫観念や、それを振り払うための強迫行為で、日常生活がままならないまでに追い込まれました。 具体的に不潔恐怖というの…

授乳&アナフラニールの増量

前回の通院で強迫性障害の治療のために飲んでいる、アナフラニールの増量が決まりました。 授乳中ということもあり、就寝前のアナフラニールだけを1錠から2錠へ増量しました。 就寝前だけのアナフラニールを増量するのは、日中に副作用の眠気が出ないように…

コーヒーとパニック障害

コーヒーを飲んでリラックス… よく見る光景ですが、パニック障害の人にとって、あまり良くないと言われているのがコーヒー。 コーヒーのカフェインがパニック発作を誘発することがあり、できるだけ飲まない方がいいと言われているんです。 私もコーヒーを飲…

12/6 通院日 アナフラニール 増量

昨日は月に一回の通院日。 色々ストレスや寝不足になるようなことが続き、かなり疲れた状態での受診でした。 いつもより長めの診察になり、主にストレスとパニックのこと、強迫観念の悪化、眠剤の効きについての話をしました。 家庭のことや子育てのことでス…

ノロウイルスと潔癖

強迫性障害の強迫観念で多いのが、潔癖。 私も手洗いや消毒など、潔癖症と言われるような強迫観念と強迫症状に長年苦しみました。 生活に支障が無いレベルであれば潔癖症で片付けられることかもしれませんが、自分自身でもバカバカしいと思っている、ストレ…

ストレスと不安障害

一言に不安障害といっても、様々なものがある。 私が患ってるものでも、強迫性障害、パニック障害、全般性不安障害。 ほかにも様々な種類があって、出る症状も人によって様々だと思う。 ただ、どの場合もストレスが大きく関係していると思います。 私の場合…

発達障害は遺伝するのか

父はおそらくアスペルガー症候群なのだけど(未診断)、はたしてそれは私にも遺伝しているのだろうか? ずっと疑問に思っていること。 私は小学校4年生から不登校、その頃から精神的に不安定になり、強迫性障害や鬱、不安障害などを発症しました。 その根本に…

ワイパックスの効果と副作用

パニック障害を発症して約3年。 妊娠中以外は、パニック発作が起こったり調子の悪い時は、頓服のワイパックス(ロラゼパム)を飲んでいます。 何度も発作を経験し、パニック発作が起きる時は、朝から体調が優れない日、電車に乗ったり人混みに行った時、閉塞感…

幼稚園選びとママ友付き合い

長男は3歳。来年度から幼稚園です。 色々と育児で苦労はありましたが、なんとか乗り越えてきました。 でもまた一つ、大きな壁が。 それは私にとって幼稚園への通園、そしてママ友付き合いです。 長男が元気に幼稚園に通う姿を想像すると、とても微笑ましく嬉…

授乳&サイレースを試してみた結果

授乳中の服薬は主治医とよく相談してくださいね。 産後超短時間型のルネスタを服用していましたが、どうしても薬が切れると同時に目が覚めてしまい辛い…主治医の先生に相談したところ、他の薬も試してみましょうとのことでした。 超短時間型だと4時間程度、…

強迫性障害とは⑩私の場合の寛解

14歳ごろに強迫性障害を発症し、それから児童精神科に通院するようになり、薬物療法で抗うつ剤のアナフラニール を服用するようになった私。 鍵のかけ忘れや忘れ物がないか、手が汚れてないかなど、気になるということが消える、そこまでの改善は見られませ…

強迫性障害とは⑨完治への道

薬物療法の効果を信じて、抗うつ剤のアナフラニール を飲み続けました。 1回の量も10mg→25mg→50mgと段階的に増やし、50mgになってからは、かなり強迫性障害の症状は治り、少し不自由さを感じるけれども日常生活はなんとかなる、そんな状態にまでなりました。…

強迫性障害とは⑧抗うつ剤のすごい効果

児童精神科に通院し、抗うつ剤のアナフラニール の服薬をはじめ約2ヶ月。 喉の渇きやトイレが遠くなるなどの副作用は続いているものの、辛いと思うほどのことではなく…。 そんなことよりも、抗うつ剤というのはこんなに凄いんだ…そう思わざるを得ないほどの…

強迫性障害とは⑦アナフラニール

重度の強迫性障害と診断され、精神科に通院するようになった私。 まずは薬物療法での治療を開始し、強迫性障害に効くというアナフラニールという抗うつ薬を飲みはじめました。 アナフラニールは、一般名をクロミプラミン塩酸塩といい、抗うつ薬の中でも第一…

強迫性障害とは⑥初めての抗うつ薬

児童精神科のある病院に通院をはじめた私。 そこは保護者の付き添いが必要だったので、母と一緒に通うことになりました。 精神病院というと暗いイメージがありましたが行ってみると、あまり普通の病院と変わらないように思えました。 大きな病院だなぁと思っ…

強迫性障害とは⑤児童精神科

この頃、毎日のほとんどの時間を、強迫観念と強迫行為に費やすようになっていました。 家族も私がおかしい事には気づいていたと思います。 鍵かけ忘れてない?としつこく聞いたり、私の物には触れないで…など、家族を巻き込みはじめていました。 でも当時は…

強迫性障害とは④加害恐怖

強迫性障害による重度の潔癖により、日常生活もまともに過ごせなくなった頃、新たに症状が出てきました。 それは加害恐怖。 ほとんど引きこもっていましたが、自分が気がつかないうちに他人を傷つけてしまったのではないか、そんな恐怖に襲われるようになり…

強迫性障害とは③辛い潔癖

私の経験した強迫性障害の症状で一番辛かったのが、潔癖の症状です。 とにかく四六時中、自分の手が汚染されているんじゃないかと考えてしまいます。 身の回りの物、服、自分の髪や皮膚でさえ汚いと思えました。 シャワーには2時間以上かかり、何度シャンプ…

強迫性障害とは②初期症状

強迫性障害には二つの症状があります。 「強迫観念」と「強迫行為」です。 強迫観念とは、不合理だと分かっていてもその考えが頭から離れない状態のこと。 たとえば鍵をかけたのは明らかなのに、かけ忘れてしまったかも…という考えが頭に繰り返し浮かんでき…

強迫性障害とは①きっかけ

私は10代(14歳)の時に、強迫性障害を発症しました。 当時は強迫性障害なんて病名も聞いたことがなく、自分が診断されてはじめてそういった病気があることを知りました。 今回は私の経験談も交えて、強迫性障害とはなんなのか、書いていきたいと思います。 強…

鬱は甘えじゃない

最近は楽しいことや嬉しいこと、色々あります。 楽しい時は笑えます。 でもそれって、当たり前ではないんです。 鬱って今まで当たり前にできていたことが、どんなに頑張ってもできなくなる。 鬱なんて甘えだ!と、未だにおっしゃる人がいます。 それは違う、…

自分らしく生きる

自分らしさとは何か、 それは自分を認めてあげること。 そんな風に思う。 私は小学4年生から不登校だったり、10代後半は強迫性障害やリストカット、自殺未遂…自分のことが嫌で嫌で仕方がなかった。 どうして強迫性障害になったんだろう、こんなに苦しいのな…

授乳のタイミング

次男は今生後6ヶ月半、離乳食が二回食に増えました。 離乳食を作ったり、食べさせたり片付けたり、やる事は増えましたが授乳回数が減ったので、薬の服用は少しずつ楽になりました。 夜中はしっかり寝てくれるので、私も眠剤(今はルネスタ)を飲んで同じ時間に…

パニック障害でも電車に乗る方法

長男を出産してから約三年、パニック障害と付き合っています。 今思えば10代にも数年、同じような症状で悩んでいる時期がありました。 電車に乗ると吐き気や目眩を催し、人混みでは過呼吸になり…とても一人で子供を連れて遠出なんて出来ない日々。 買い物で…

父はアスペルガー?

私と父は、似ているようで似ていない。 根本的に何かが違う、父に対して子供の頃からなんとかなく思っていたことです。 私が中学生ぐらいの頃、アスペルガー症候群というものを知りました。 あれ、父ってそうなんじゃないの?? 今は確信しています。そうで…